泥棒は普通目立ちにくい服装をしているものだが、中国ではこのたび、パンツ姿でマンションをうろつく2人組の泥棒が目撃され話題を呼んでいる。なぜパンツ姿だったのか、その理由はまだわかっていない。

中国メディア・羊城晩報などによると、この奇妙な泥棒が出没したのは広東省湛江市のとあるマンション。被害者の陳さんの話では、先日、奥さんの病院に付き添い、家を留守にしたところ、夜中に泥棒に入られたそうだ。家の金庫や車のキー、宝飾品、各種証明書などが奪われており、その被害額は40,000元（約60万円）に及んだという。

後にマンションの防犯カメラの映像が調べられ、泥棒の犯行がはっきりと残されていたのだが、関係者を唖然とさせたのはその姿。泥棒と思われるふたりの男はなぜかパンツ姿で犯行に及んでおり、顔を隠すように頭にはタオルが巻かれていた。当初はタオルすら巻いておらず、室内に防犯カメラがあることに気付くといったんトイレに逃げ込み、タオルを巻いて出てきたという。

現在、ふたりの男はまだ捕まっていないが、ネットでは「泥棒？ 変質者がついでに物を盗んだんじゃないの？」「顔バレバレなんですけど（笑）」「ひとりはブーメラン、もうひとりはボクサータイプ。リーダーはブーメランだ！」「夜中とは言え、こんな姿で目撃されたら何もしなくても通報されるだろ……アホか」などと驚き呆れているようだ。