自転車盗むためノコギリで街路樹ギーコギーコ

2016/08/16 11:08 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


自転車の盗難を防ぐための防犯グッズは数多く売られているが、いくら厳重にカギをかけていても、それを上回る強引な手口で盗む輩が存在し、もはや盗まれるかどうかは運次第とも言える。中国ではこのたび、道路脇に植えられた木にチェーンをかけていた自転車が、あろうことか木そのものを切り倒したあと盗まれるという出来事があった。

新浪微博の長沙警事によると、この出来事は8月8日、湖南省長沙県で発生。投稿された防犯カメラの映像には、ひとりの男が、街路樹の前に停められていた自転車に近づき、小ぶりのノコギリでギーコギーコと切り始めた様子が映っている。

途中、人が近寄ってきたのか、男はいったん作業を止め、木の側を離れて道路に停車していた自分のバイクに戻るが、その後再び戻ってきてギーコギーコ。そしてそれから間も無くして街路樹は切り倒され、男は自転車をバイク後部座席に載せて、颯爽とその場を去っていった。

この行為にはネットユーザーも唖然。「木ですら切り倒してしまうなら、盗難対策なんか無理っしょ」「もういっそのことノコギリではなく、爆音鳴らしてチェンソーで切ればいいのに」「ここまで労力をかけるということは、よほど高価な自転車だったのかな」「やはりさ、真の自転車泥棒対策は“ママチャリ”に乗ることでしょ!」「自転車なんか盗まず、街路樹を売ったほうが儲かるんじゃね?」などとさまざまな意見が出ている。

なお、この男は数日後に逮捕されたそうで、自転車を盗んだ理由は「子どもにあげたかったから」と供述したという。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.