中国で奇妙な車体カバー“ロングスカート”流行

2016/08/14 17:00 Written by Narinari.com編集部

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愛車をさまざまな被害から守ってくれる車体カバー。中国では最近、そんな車体カバーならぬ“ロングスカート”が人気を集めているという。

中国メディア・北京晨報などによると、この“ロングスカート”という愛称を持つ車体カバーは、車体の周囲を覆う敷居のようなカバーで、見た目が車がロングスカートを履いているかのように見えるためそう呼ばれている。

主要目的はネズミ除けで、ネズミが車体の下に入り込み、イタズラすることを防ぐそうだ。日本ではネズミを見かけることは昔と比べるとかなり少なくなったが、中国では都市部でもいまだにネズミを目撃することは多い。そのため、こうしたカバーが重宝されるのも理解できなくもない。

ただ、ネットでは「こんなもの、ネズミは簡単に突破できるだろう(笑)」「一家に一匹猫を飼ったほうが早い」「笑える。ロングスカートというよりも車の風呂だな」などとその効果を疑ったり、揶揄したりする声が多いようだ。

ちなみに、この“ネズミ除けカバー”はカー用品店などで取り扱われているわけではなく、車のオーナーがゴザのようなものをつなぎ合わせたり、厚い布を縫い合わせたりして独自に製作、使用している。商魂たくましい中国のこと、近い将来、ネットショップなどで販売されるようになるかもしれない。

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