J.K.ローリング(51歳)は、ハリー・ポッターについては全てを「書き切った」そうだ。
第1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」以来、19年間にわたり「ハリー・ポッター」シリーズを執筆してきたローリングが、最新舞台作「ハリー・ポッターの呪いの子」がハリーについて筆を取る最後の作品になると発言した。
同舞台作上演初日、ローリングはロンドンのパレス・シアターで「この2幕構成の舞台でハリーはとても大きな旅に出かけるの。そうね、私たちはもうやり終えたわ」「これは次の世代のことなのよ。だから、そうだってことに気付くのは素晴らしいけど、ハリーはもうやり切ったわ」と話した。
ロンドンで7月30日に上演開始となった本舞台作品だが、31日からは脚本の写しが購入・ダウンロードできるようになっている。
第7巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後を舞台とする2幕構成の本作品は「働き過ぎた」魔法省の職員となったハリーとジニー・ウィーズリーの息子アルバスを中心に描く物語で、大人になったお馴染みのロンやハーマイオニーに加え、何人かの新キャラクターも登場する。