MMD研究所は7月27日、22日より日本向けの配信が始まったスマホ向けゲームアプリ「ポケモンGO」に関する利用実態調査の結果を公表した。

この調査は、15歳から69歳までの男女1,949人を対象に実施したもの。まず、全員に「ポケモンGOを知っているか」についてたずねたところ、「知っている」は92.6％と、認知率は9割を超えた。

次に、ポケモンGOを認知しているスマートフォン利用者（1,453人）に、実際のプレイ経験を質問。すると、「ダウンロードしてプレイしたことがある」が39.0％、「ダウンロードしたがプレイしていない」が3.7％、「ダウンロードしていない」が57.3％だった。「ポケモンGO」の利用率は約4割といったところのようだ。

年代別では、15歳から19歳のプレイ率が最も高く51.2％、次いで20歳から29歳が48.0％、最もプレイ率が低かったのは、60歳から69歳で15.3％だった。

さらに、「ポケモンGO」のプレイユーザーに「プレイしてみた感想や起きたこと」について複数回答でたずねたところ、最も回答が多かったのは「バッテリーの消耗が激しい」で67.9％。次いで「とても楽しい」が45.0％、「スマホを触る時間が増えた」が37.4％、「よく歩く」「歩きスマホをした」がともに34.0％で続いた。

以下、「家族や友人・知人とのコミュニケーションが増えた」（18.5％）、「普段行かないところを訪れた」（17.3％）、「家族や友人・知人と一緒にポケモンを探しにいった」（13.2％）、「知らない人と話すきっかけになった」（6.2％）、「人やモノとぶつかった」（5.5％）、「転んだ・けがをした」（3.4％）、「スマートフォンを落とした・壊した」（3.4％）となっている。