イシンバエワが怒りのインスタ「“偽の金メダル”を獲ればいい」。

2016/07/22 02:19 Written by Narinari.com編集部

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女子棒高跳びのアテネ五輪、北京五輪金メダリストで、世界記録保持者のエレーナ・イシンバエワ選手は7月21日、自身のInstagramを更新。ロシアの組織的なドーピング問題に絡み、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が下した裁定に怒りのコメントをつづっている。

この問題は、ロシアが国ぐるみでドーピング違反を行っていたとして、国際陸連がロシア陸連の資格停止処分を決定。それを不服としてロシアの68選手がスポーツ仲裁裁判所に訴えていたが、裁判所はその訴えを棄却した。

その裁定を受けて、イシンバエワ選手は明らかに不服そうな表情の写真をInstagramに投稿。そして「希望は流れ去った」「私たちが欠場する中で、外国人選手は安心して“偽の金メダル”を獲ればいい」などの痛烈な言葉を並べている。

前回のロンドン五輪では金メダル24個を獲得したロシア。現時点でロシアはリオ五輪のボイコットはしないと伝えられているが、リオ五輪の陸上競技に参加できない状況は多方面に大きな影響を与えることになる。

なお、陸上以外の全競技についても、ロシア選手のリオ五輪出場を認めるかどうか、国際オリンピック委員会は近日中に最終判断を下す予定だ。

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