“出発遅延”機内で20分大乱闘、キャビンアテンダント罵りゴング。

2016/06/28 11:18 Written by Narinari.com編集部

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中国の国内線がしばしば遅延することはもはや日常風景で、国民はよく知るところ。だからといって誰もが納得しているわけではなく、時には遅延が大きなトラブルを引き起こすこともある。

中国メディア・新京報によると、6月18日、北京首都空港を21時50分に出発予定だった海南航空HU7737便に大幅な遅延が発生した。待機時間が長くなるにつれ、乗客の不満が高まっていったのは当然のことだろう。

結局、予定から遅れること約5時間。同便は北京首都空港から離陸し、翌日午前4時半ごろに目的地である西安に到着したが、その機内には搭乗予定の5人がいなかった。離陸前に機内で約20分にも及ぶ壮絶なバトルを繰り広げ、派出所に連行されてしまったからだ。

事情を知る関係者によれば、ことの発端はひとりの女性客が大幅な遅延に嫌気が差し、キャビンアテンダントに文句を言ったこと。それも小言や皮肉ではなく、罵るような口調でキャビンアテンダントを叱責し続け、ほかの乗客から「いい加減にしろ」などと女性客への批判も飛び出す始末。そして女性客の“暴挙”を止めようと、ほかの乗客が実際に動き出し、ついには女性客とほかの乗客の殴り合いが機内で始まってしまったそうだ。

ネットにはそのときの様子を収めた動画が投稿されており、女性客がカバンのような物で男性に殴りかかっている姿が映し出されている。1対1かと思いきや、最終的には5人が入り乱れる乱闘となったようで、先述の通り、問題を起こした5人は調査のために機内から降ろされ、派出所に連行されてしまった。

ちなみに、海南航空側は今回の事件を受け、大幅な遅延で乗客に迷惑をかけたことを謝罪したという。

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