上海ディズニーの“中国らしさ”、中華風衣装のミッキーと写真撮影も。

2016/06/21 16:40 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


上海ディズニーランドがオープンするにあたって一部で注目を集めていたのが、その“中国らしさ”。ただ、一言で“中国らしさ”と言っても説明するのは難しいもの。いったい、どのようなところが“中国らしい”のか。簡単におさらいしておこう。

まず、誰が見ても明らかな施設面に限定すると、中国工商銀行(ICBC)がスポンサーとなって設置された「十二朋友園(ガーデン・オブ・ザ・トゥエルブ・フレンズ)」が“中国らしさ”の代表例。

この施設は園内中心部の小道に設置された12支のモザイク壁画で、レミーやアブーといったディズニーお馴染みのキャラクターたちが、12支の子・丑・寅――それぞれの動物に当てはめられて描かれている。中にはあまり馴染みのないキャラクターもいるが、自分が“ディズニー通”であるかを確認できる施設とも言えるかもしれない。

「米奇倶楽部(ミート・ミッキー)」は東京ディズニーランドにもあるグリーティング施設だが、ここでは中華風衣装をまとったミッキーとともに撮影ができる。ただ、衣装は今後変わる可能性もあり、必ずしも“中華風ミッキー”に出会えるかと言うとそういうわけではなさそうだ。

レストラン施設に目を向ければ、インスタントラーメンで有名な台湾の食品メーカー・康師傅が関わっている「漫月軒(ワンダリング・ムーン・ティーハウス)」がある。豪華な中華式建築のレストランで、ディズニー内にいながらにして紅焼肉や福建海鮮麺などの有名中華料理が味わえる店だ。また、食事に限って言えば「米奇大街(ミッキー・アヴェニュー)」にある「ミッキー&パルズ・マーケット・カフェ」では肉まんや小籠包、粽(ちまき)といった中国伝統スナックの数々が供されていた。

また、上海ディズニーでは来園者の利便性を高めるため、専用アプリが用意されている。専用アプリをスマホにインストールすれば、アトラクションの待ち時間や自分がパーク内のどこにいるかをリアルタイムで確認することができてとても便利なのだが、このアプリは「App Store」と「百度手机助手」(百度グループのAndroidアプリマーケット)でしか提供されておらず、Google Playではダウンロードができない。これは中国大陸内では基本的にGoogle Playへは接続できないためで、海外のAndroidユーザーにとっては少々面倒(端末に先に「百度手机助手」をダウンロード&インストールすればダウンロードできる)。些細な点だが、こんなところも“中国らしい”と言えば“らしい”のかもしれない。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.