この夏流行するエスニック食は? 1位は市販食品の登場相次ぐあの料理。

2016/06/21 09:44 Written by ナリナリ編集部

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日本エスニック協会は、同協会が予測する“この夏、絶対流行するエスニック食”ランキングを発表した。

昨今のタイ料理を中心とするエスニックブームにより、「トムヤムクン」「マッサマンカレー」「フムス」「ラクサ」「カオマンガイ」など、さまざまなエスニック料理がブームになっている。今年5月に東京で開催された「第17回タイ・フェスティバル2016」も、2日間で30万人を動員するなど大盛況。また、大手食品メーカーからもエスニック関連の市販食品が発売され注目されるなど、まだまだエスニックブームは衰えそうにない。

そうした中、エスニックに精通する日本エスニック協会では、エスニックマニアである協会員へのアンケート調査結果から、今夏のエスニック料理トレンド予想を発表した。

1位に輝いたのは「プーパッポンカリー」(タイ)。日本人の舌に合う辛くない絶品エスニック料理で、言うなれば蟹と卵のマイルドなカレーだ。タイのガイドブックの常連で、タイ在住の日本人、タイ旅行者の間では昔から絶品料理として知られている。無印良品、西友に続き、カップヌードルの今夏新商品としても登場するなど、流行の兆しを見せているのもポイントが高い。

ちなみに「パッ」は炒める、「ポンカリー」はカレー粉という意味で、その名のとおり、蟹やソフトシェルクラブをカレー粉と、チリインオイルで味付けし炒め、牛乳と生卵を合わせたものを加えて火に通している。カレー粉は、日本でも売られているものとほぼ同じで、チリインオイルもトムヤムクンの味付けなどにも使われる甘辛味噌油と、日本人にもなじみ深い味だ。辛さも控えめで、さらに牛乳や卵が入ることでよりまろやかになるため、店によって多少の違いはあるが、日本のカレーの中辛と同等のほどよい辛さで提供されることが多い。

2位は「ラープ」(タイ)。粉末唐辛子たっぷりで、スパイシーな挽肉が特徴のサラダだ。パクチーやミントの爽やかさと相性抜群で、タイ料理の定番として知名度を上げてきている。

3位は「ナシレマ」(マレーシア)と「ソムタム」(タイ)。美食国として人気急上昇中のマレーシアから国民食の「ナシレマ」と、タイのヘルシーピリ辛サラダ「ソムタム」がランクインした。

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