レッチリのアンソニー・キーディス、テレビ収録時に赤ちゃんの命救う。

2016/06/18 07:32 Written by Narinari.com編集部

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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスは、テレビ番組の収録に参加していた際に赤ちゃんの命を救っていたそうだ。

最近、バンドメンバーと一緒に車内でカラオケを楽しむジェームズ・コーデンの番組「ザ・レイト・レイト・ショー」の人気コーナー「カープール・カラオケ」の収録に参加していたアンソニーは、収録中に窒息している赤ん坊を抱えた母親と遭遇したときのエピソードを、ラジオ番組出演時に語った。

「ダンス対決をしてから、角にあるメキシコ料理に行ってお祝いしようってところだったんだ。そしたら、『私の赤ちゃんが息をしていないの!』って言いながら、ある家から女性が子供を抱えて出てきたんだ!」
「全員が向かいの道に走って渡って、そしたらその女性がその赤ん坊を俺に突き出したんだ。その赤ん坊は息をしていなくて、その子にちょっとでも酸素が送ることができるかもしれないから、赤ちゃん向けの心臓マッサージを素早くやってみようって思ったんだ。口を開けようとしてもがっちり閉じられていたから、お腹の部分をさすったら、泡が口から出てきて目も元の位置に戻ったよ」
「そして救急車が到着して、その子を渡したんだ。今その子は息もしているし元気だよ。そして、僕らは『カープール・カラオケ』の撮影に戻ったのさ。ダンス対決のために(車を)停めたのは、なんだか美しいことだったよ。その赤ん坊が助けを必要としていて、俺らがそこに居合わせたんだからね。その小さな赤ちゃんは、救急車が到着するまでそのときずっと自分を見つめていたんだ。小さなニナちゃんがね」

また、アンソニーの話は先日フェスティバルへの出場をぎりぎりでキャンセルしなければならなくなった原因となった健康問題へもおよび、「これまでにないほど元気だよ。あれは、災い転じて福となる、だったね。あれは結局自分の恒常性のバランスが悪くなって僕の胃が機能しなくなったってことなんだ。昔、胆のうを摘出したことがあって、胃が機能してないときとか、調子が悪いのを治すための薬を何年もとらなきゃならなかったんだよ。パフォーマンスを中止っていう響きがもう大嫌いさ。自分の魂を傷つけるね。僕らはショーをキャンセルするのが好きじゃないんだよ。自分が立てないときか、顔から転落して病院に緊急で行かないといけなくなったときだけ、僕の意思とは反してキャンセルするんだ」と語った。

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