最上もがをスカウトした理由「あのどら焼き配っている謎の金髪は誰だ」。

2016/06/16 13:44 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループ・でんぱ組.incの最上もがが、6月13日に放送されたバラエティ番組「「最上もがのもがマガ!♯10」(AbemaTV)に出演。同グループ・初代プロデューサーの“もふくちゃん”と共に、スカウトのきっかけや不遇時代などについて語った。

この日、対談企画に登場した“もふくちゃん”こと福嶋麻衣子。その名前の由来を聞かれると福嶋は「高2病にかかっていたときに読んでいた小説の中に、主人公が喪服をからげて走っているシーンがあった。そのシーンに感化され『喪服の裾をからげ』というウェブサイトを作ったところ、ファンの人たちが私のことを『もふくちゃん』と呼び出した」と“もふくちゃん”誕生秘話を語った。

続いて「お二人(最上と福嶋)はどうやって出会ったのですか?」との質問に、福嶋は「もがちゃんが、無料のどら焼きを配る日雇いのバイトをしていたときに見かけ『あのどら焼きを配っている、謎の金髪美少女は誰だ』と気になり、後日食事会をセッティングしてもらった」と驚きの出会いを告白。

さらにその食事会で「『でんぱ組.inc』に入ってくれませんか?」と勢いのままスカウトしたものの、最上のあまりのダンスの下手さに思わず「泥人形が踊っているのかと思った」というエピソードを紹介し、笑いを誘った。またスカウトの決め手になったことを聞かれた福嶋は「当時、金髪のアイドルはいなかった。だから金髪の子が入ってきたら、アイドル界に大きな衝撃を与えられるのではないかと思った」と語った。

また、「『でんぱ組.inc』は、いろいろなキャラクターが混ざっているイメージで作った。髪形も髪色もみんな違うような」と話す福嶋。そして「売れるメンバーとは?」との質問には「目と骨格」と回答した。「目の輝きでどういう子か分かる。もがちゃんは、何か抱えていそうな暗い感じを醸し出していた。でも『でんぱ組.inc』に合うなと思った。他のメンバーとのバランスは一番気にする。ダンスの立ち位置や衣装、髪形まで他のメンバーとのバランスを見て決める」とプロデューサーとしてのこだわりを語った。

「『でんぱ組.inc』は喧嘩しないの?」と質問には、「距離が近く友達のようになると、喧嘩になると思う。『でんぱ組.inc』は、いい意味でみんな社会人として働いているから喧嘩になることがない。私はいろんなアイドルさんに『みんな仕事仲間だから、友達にならないようにしなさい』と指導している」と話す福嶋、それを聞いた最上も「確かにメンバーは友達ではないな」と同意した。

続いて「アイドル業界の今後」についてトークが進むことに。現在はでんぱ組.incのプロデュースを離れている福嶋は「『でんぱ組.inc』には、もっと面白いことにたくさん挑戦して欲しい。みんなが驚くようなビジュアルに変えるとか」と発言し、それを聞いた最上は「私だったら黒髪に挑戦するとか?」と黒髪挑戦宣言でスタジオを驚かせた。

さらに「今後どんなアイドルが流行りますか?」と聞かれた福嶋は「わからないです。でも『でんぱ組.inc』を作ったときは、正統派のアイドルではないヘンテコなアイドルグループを作りたかった。だから、もがちゃんも7年前は『アイドルです』って言えなかったと思う。金髪で『アイドルです』って言ったら叩かれる時代だった」と回答。最上も「アイドルフェスでもアニソンフェスでも『帰れ、帰れ』という雰囲気だった。本当にどこに行ってもアウェイだった」と不遇時代について告白した。

次に“最上もが”について福嶋に聞いていくことに。「金髪ショートカットの僕っ子なんて2次元にしかいないと思っていた。最上もがは、現代のシド・ヴィシャスだと思っている。中身つんつんで少し触るとケガをしてしまうような」と最上をイギリスの伝説のパンクロッカーに例え、その武闘派ぶりを暴露。すると最上も「最近、後ろから誰か付いてきたら殴り倒そうと思っている。そのために護身術を習っている」と衝撃の告白をし、視聴者を驚かせた。

その後、最上に今後どうなって欲しいかを聞かれた福嶋は「嘘をつけるようになって欲しい。今は、不細工な子に面と向かって不細工と言ってしまうほどナイフが鋭い」とコメント。それを聞いた最上は「私も自分が思ったことを正直に言うのはダメだと気付いた。相手がこう言われてどう感じるだろうということを考えてから話そうと思った」と今後に向けての反省点を語った。

ちなみに、最上の“地雷”について福嶋は「怖いですよ〜どこかしこに地雷がありますから。忠誠を誓うことが大事です」と回答し、スタジオの笑いを誘っていた。

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