芝刈り機で誤ってカエルを轢いてしまった女性が、およそ800キロも離れた動物病院へ、そのカエルを飛行機で搬送した。絶滅種の青ガエルの頭に大きな損傷を負わせてしまったことに気づいたミン・ティムズさんは、オーストラリアのケアンズにあるカエル専門の病院へ運びこむことに決めたという。
しかし、搬送先のフロッグ・セーフに到着した際、そのカエルは轢かれた際の怪我だけではなく、2種の内部寄生虫に悩まされていたことが発覚したそうだ。
フロッグ・セーフの会長は「思いやりの心と共感の気持ちこそ、地球の未来がかかっているものなのです。人々が助けを必要としている人や小さな動物を気にも留めないようなのであれば、我々の種族も助けてもらう資格はありません」とティムズさんの行為を称賛した。
このカエルは抗生物質などによって治療を受けた後、完治に至ったそうだ。