HIV感染公表のチャーリー・シーン、コンドームブランドの“顔”に。

2016/06/16 06:28 Written by Narinari.com編集部

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昨年、HIV感染者であることを公表したチャーリー・シーンが、コンドームブランド・LELO HEXの親善大使に任命された。安全な性交渉をPRしていくことになったという。

LELOは「チャーリー・シーンの影響力やキャラクターはこの問題への認知を高めるために必要なのです。LELOはこの状況を変えるためのコンドームのデザインと技術があります。安全な性交渉の世界へと変えることができるはずです」とコメントしている。

今回LELOの大使となったチャーリーは、HIVに感染していると診断されて以来、コンドームを使うことに対する意見が根本的に変わったといい、ピープル誌のインタビューに次のように語っていた。

「こういうことってみんな話したがらないよね。でももし僕がこのことに関わったら、みんな話し始めるかもしれないって思ったんだ。コンドームを使うことで病気や望まない妊娠を防ぐことができるんだ。でもコンドームについて話すことはなぜかまだタブーなところがあるんだろ」
「こういうことに対しての代弁者になることに悪い時期だとは思っていないよ。僕はコンドームをたくさん使ってきたけど、みんなが知っている通り数回は使わなかったんだ」
「HIVの感染者の人に『どこで感染したの?』なんて聞いても、誰も実際のところ分からないんだ。もちろん分かっている人も少しはいるけど、明確にどの瞬間に感染したのかなんて挙げられないんだ」
「たった5秒間コンドームをつける時間に使うだけで、一生かかえるストレスから解放される可能性があるんだ」

そんなチャーリーはPRO140と呼ばれる新薬を使った治療を、投薬期間14週のうち7週終えたところだ。この新薬治療を受ける前には従来の治療を受けていたが、体の不調をきたしていたようで「腹部に問題を抱えたり、片頭痛、少し痴呆気味の症状がでたりと、体に支障が出たんだよ。自分が何をしているのかとか、いったいどこに向かっているのかとかがわからなくなっていたしね。うつ状態にもなったよ」「新薬は週に1回打つんだ。そのあと半月ごとになって最終的には1か月に1回になるんだ。僕は今、週に1回のコースだよ。副作用もないね」「これからたくさんの人たちを助けることができる新薬を試していることにとてもワクワクしていているんだ」と語っていた。

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