もし映画館で、自分の隣の席にダッチワイフが座っていたら驚くだろうか? 映画に集中できないだろうか? 中国では先日、ダッチワイフと仲良く映画鑑賞している男性が目撃され、注目を浴びている。
中国メディア・東南網などによると、男性が目撃されたのは6月8日、福建省福州市内のシネマコンプレックスでのこと。同日深夜、1体の金髪ダッチワイフを車椅子に乗せた長身の若い男性が突如現れたという。
ダッチワイフはかわいい洋服や靴を身につけた格好で車椅子に乗せられており、男性はそのまま鑑賞券を2枚購入。ダッチワイフを車椅子から抱きかかえ、そのまま公開されたばかりの米映画「ウォークラフト」を仲良く鑑賞していたそうだ。
男性の“彼女”との行動にネットユーザーは賛否両論。反対派からは「ほかの客がダッチワイフを見たら怖がる」「映画に集中できない」「公共の場に服を着ているとは言え、ダッチワイフはいかがなものか」といった声が上がる一方、「客個人の自由だろ」などと賛成の人も多い。
なお、同映画館のスタッフは「本当のことです」と事実関係を認めるとともに、「このお客様はきちんと“2人分”の鑑賞料を支払いました。あとはお客様の自由です」と干渉しない旨を表明したという。