ポール・マッカートニーは、素知らぬ顔で公共の交通機関を乗りこなしているそうだ。
世界的に有名なポールだが、いまだに問題なく公共の交通機関を使えているそうで、万が一周りが自身の存在に気づきそうになった場合は、「自分はポール・マッカートニーではない」と言い張るのだという。
「公共の交通機関を使って移動するのが大好きなんだ。子供のころから、いっつもバスに乗っては何個か先のバス停で降りて、そのあたりを見て回ってたんだ。ニューヨーク、パリ、ロンドンではときどき地下鉄にも乗るね」
「地下鉄って、誰も他の人のことを見てないよね」
「誰かが『ポール・マッカートニーですか?』って言ってきたら、『なに冗談言ってんだよ? 彼が地下鉄に乗ってると思うかい?』って言うんだ。そしたら、彼らは『ああ、そうだね。それはそうだね』って言うのさ」