AKB48運営事務局は6月9日、中国・上海を拠点にする姉妹グループのSNH48について、運営の見直しを図ると公式サイトで発表した。現地の運営サイドに契約違反があったという。
この見直しにより、AKB48公式サイト上に掲載されていたSNH48に関するすべてのバナーや広告が、すでに削除されている。
発表では「北京および広州にて発表されている『BEJ48』(北京48)および『GNZ48』(広州48)について、当社は関知しておらず、AKB48グループとは何の関係もないことをこの場を以てご通知申し上げます」としており、現地運営が勝手に姉妹グループを増やしたことでトラブルになったようだ。
SNH48は秋元康のプロデュースにより2012年に誕生。AKB48からのライセンスを受ける形で運営され、同年にはAKB48から宮澤佐江、鈴木まりやが移籍(→後に兼任。宮澤は2016年4月1日にAKBグループから卒業)した。日本と同様に専用劇場があり、選抜総選挙が行われている。
今回、問題となっているBEJ48とGNZ48は、今年4月に結成が発表されていた。
なお、6月10日午前8時現在、SNH48の公式ページにはまだ鈴木まりやのプロフィールが残されているが、今回の件について、まだ鈴木はTwitterなどで反応していない。