スマホの発熱問題は今に始まったことではないが、中国のある男性も先日、スマホの発熱が原因でズボンが燃える憂き目に遭い、路上でパンツ姿にならざるをえなかったというのだからお気の毒だ。
中国メディア・楚天都市報などによると、“事件”が発生したのは6月4日午後、湖北省武漢市洪山区の路上でのこと。26歳の張さんは散歩中、太もものあたりが熱を帯び、ズボンのポケットがじりじりと燃えていることに気が付いた。驚いた張さんはすぐにポケットからスマホを取り出したが、端末はすでに膨張して変形、部品も一部欠落しており、いつ爆発したとしてもおかしくない危険な状況だったという。
張さんはすぐに端末を手放し、ズボンのポケットの燃焼を防ぐため、路上であるにも関わらずパンツ姿に。それでも重度ではないものの、太ももには火傷の症状が残されていた。
問題の端末は型番SMーG9009Wで、サムスンの「Galaxy S5」。購入後すでに1年以上が経過しており、基本的には保証外となるそうだが、問題が問題だけにサムスンの現地法人が現在調査中だという。
なお、中国版ツイッター(微博)などで拡散している、男性がパンツ姿になった写真には白いわんこが映っており、その心配そうに見つめる眼差し、表情が「ナイス」「かわいい」との声も上がっているようだ。