袴田吉彦が前田利家役に興奮、金沢百万石まつりで約42万人が声援。

2016/06/06 16:47 Written by Narinari.com編集部

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6月3日から5日まで、金沢の初夏を彩る一大イベント「第65回金沢百万石まつり」が行われ、北陸新幹線金沢開業2年目となる今年も県内外から多くの見物客が訪れた。メインイベントである「百万石行列」では、前田利家公を俳優の袴田吉彦(42歳)、お松の方を女優の笛木優子(36歳)が務め、約42万人が声援を送る中、大盛況に終わった。

「百万石行列」は、加賀藩初代藩主・前田利家が金沢城に入城した様子を再現したもの。前田利家公は、第33回に初めて俳優を起用して以降、名だたる俳優陣が演じており、演じることが決まったとき袴田は「僕でいいのかな、と思ったのと同時に、利家公の様な有名な武将を演じられる機会は役者人生の中でなかなかないと思うので、とても嬉しく、興奮しました」と語っていた。

自身は戦国時代が好きで、好きな武将は豊臣秀吉。今回演じた前田利家公は、織田信長没後、柴田勝家方からその豊臣秀吉方についた豊臣政権の五大老の一人だ。入城に先立つ記者会見で金色の鎧をまとった袴田は「身が引き締まる思いです。自分なりの利家を演じたい」と挨拶した。

8年ほど前の映画出演をきっかけに乗馬を本格的に経験している袴田は、馬に乗るのは数年ぶりだったが、馬への接し方は慣れたもので、2時間ほどの行列の間も呼吸はぴったり。終了後には「金沢の皆さん、観に来てくださった皆さんの熱気が伝わってきた」と心底楽しんだ様子だった。

見物に来た30代男性は「袴田さんは甲冑姿がとにかく似合っていて、声がいいから叫んだ時の迫力が本当にすごかった」と興奮していた。

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