食事中の客にネズミが“着地”、店員が叩き殺し店の中はパニックに。

2016/06/05 06:07 Written by Narinari.com編集部

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もし食事中にネズミを見かけたら、誰しも食欲が失せてしまうだろう。中国のレストランでは先日、あろうことか食事中の客の頭にネズミが“舞い降り”、騒動に発展している。それもそのはず、見るからに衛生的に問題がありそうなレストランではなく、有名チェーンで起きた出来事だからだ。

中国の地元メディアによると、この一件は5月29日、上海市の「wagas」で発生した。「wagas」は上海市に40店舗近く構える有名な洋食レストランチェーンで、李さんは同日昼ごろ、同僚とともに訪問。食事をしながら談笑していたところ、突然頭上から1匹の大きなネズミが降ってきたそうで、ネズミは同僚の女性の頭(※「首のあたり」とする報道もある)に“着地”後、料理の入った皿に転がり落ちたという。

ネズミは数秒ほどテーブルの上で静止し、一目散に逃げ出したそうだが、この一連の光景に李さんらは唖然。同僚女性はトイレに駆け込み嘔吐し、レストラン店員は竹ぼうきを手にネズミを追いかけ回し、店内で叩き殺してしまった。それはネズミの内臓が床に飛び散る凄惨な状況だったという。

李さんは店を相手取り、説明と賠償を求めたが、店のマネージャーは食の安全などに関する法律を理解しておらず逃げ腰。李さんが埒があかないと判断し、メディアに連絡したことから、今回の一件は広く知れ渡ることになった。

なお、騒動沈静化のためか、同店は翌日休業。ただ、ほかの支店は通常営業していたそうで、店の責任者は「調査中です」とのみ答え、賠償などに関する具体的な進展はいまだないとのことだ。

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