生瀬勝久が“夜食テロ”ドラマ、テレ東が7月から任侠×グルメ作品。

2016/05/29 07:00 Written by Narinari.com編集部

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俳優の生瀬勝久(55歳)が、7月スタートの深夜ドラマ「侠飯〜おとこめし〜」(テレビ東京系)に主演することがわかった。

本作は、映画化もされた「東京難民」などの人気作を持つ、作家・福澤徹三の小説「侠飯〜おとこめし〜」(文春文庫刊)が原作。ヤクザの組長・柳刃竜一(生瀬)が抗争に巻き込まれた大学生・良太の家に転がり込み、なぜか絶品の料理をふるまう。テレビ東京が得意とする、深夜に食欲を刺激する“夜食テロ”ドラマでありながら、“任侠×グルメ”というこれまでにない組み合わせの作品が誕生する。

また、本作では就職活動中で迷いを抱えている良太が、柳刃の生き様を見て、今後自分がどう進むべきかのヒントを得ていく。各回で柳刃が披露する料理の他に、良太の成長物語も楽しむことができる作品だ。

生瀬がテレビ東京ドラマで主演を務めるのは初。また、テレビ東京のドラマに登場すること自体、21年ぶりだ。

メガホンをとるのは榊英雄。ヤクザに狙われる男を描いた映画「誘拐ラプソディー」で日本映画批評家大賞新人監督賞を受賞し、現在は料理が重要な役割を果たすドラマ「まかない荘」が放送中だ。まさに本作を担当するのにうってつけの監督といえる。

また、テレビ東京と共にセントラル・アーツが制作を担当。「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズ、「あぶない刑事」シリーズを始め、ハードボイルド作品を得意とする同社ならではの迫力ある映像を届ける。


☆生瀬勝久コメント

質問:このドラマのお話を聞いたときの感想は?
生瀬:ドラマの話を頂いた時は、“任侠×グルメ”というテーマがどういうお話なのか、不思議に思いました。しかし、原作や台本を読んでみると面白いし、主人公の柳刃竜一はやりがいのありそうな役だと感じました。
一見ミスマッチな組み合わせだけれど、実際にそういう人がいてもおかしくないし、こだわりをもって料理をしているんだろうなと想像しています。

質問:「侠飯〜おとこめし〜」とは?
生瀬:『侠飯〜おとこめし〜』というぐらいだから、女性がつくる繊細なものとは違って、勢いや思い切りで料理を作る人物というイメージで役作りをしています。原作に登場する料理は、特別な食材ではなく、家にあるものを使って作ります。私も料理をするのが好きなので、真似したくなりましたね。

質問:普段はどんな料理を作りますか?
生瀬:普段は食べたいと思ったもののレシピを調べて、その通りに作ります。重要なのは、手際と塩加減と温度。自分の舌に合うものを作りたいという思いが、料理をする動機になっています。

質問:テレビ東京のドラマに21年ぶりの出演ということですが…。
生瀬:テレビ東京のドラマは、しがらみのない、つくりたいものをつくっている印象があり、久しぶりに参加できて、非常に嬉しいです。面白いと思うポイントは人それぞれなので、「一度見てみて」というスタンスでいますが、台本がとても良いものができているので、わくわくするドラマになると思いますよ。気に入ったらずっと見てください。


☆榊英雄監督コメント

大好きな原作が「ドラマ24」という素晴らしい枠でドラマ化できることを、嬉しく思っています。なおかつ、名優 生瀬勝久さんに主演して頂き、あこがれの制作会社のセントラル・アーツでドラマを作れることは高揚感で一杯で、今から武者震いしています。生瀬さんとは真剣勝負で挑み、新たな役者としての一面を監督として引き出すことができれば嬉しいです。
ドラマの見所はアクションあり、笑いあり、泣きあり、色々な意味で百花繚乱なドラマになると思います。「ドラマ24」の中でも異色の楽しく、激しく、美味しい、面白いドラマになるよう頑張りますのでご期待下さい。よろしくお願いします。


☆濱谷晃一プロデューサー(テレビ東京)コメント

小説の帯にもある『任侠×グルメ』というキャッチコピーを初めて見た時は「何だこれは…?」と思いました。しかし、そこに登場する侠飯(おとこめし)の数々は本当に美味しそうで、金曜深夜の視聴者の食欲を刺激してやまないと思います。また、ハードボイルドな組長と冴えない大学生の奇妙な交流は、とても奥の深い人間ドラマになっており見応え十分です。
あの「探偵物語」や「あぶない刑事」を手掛けたセントラル・アーツさん×先鋭的な映画を手掛ける榊英雄監督のタッグが、地上波でどんなドラマを仕上げてくれるのか今から楽しみです。
また、名バイプレイヤーでもある生瀬さんのコメディセンスは天才的だと尊敬しておりますが、今回演じるクールでハードボイルドな役どころも非常に似合っています。セクシーな生瀬さんにご期待ください!こんなとんがった企画を放送できるのはテレビ東京ならでは!という幸せをかみしめながら、多くの皆さんに楽しんで頂けるドラマになるよう全力で制作にまい進します!

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