昨年11月に開催された「ROCK-O-RAMA2015」をもって解散したラウドロックバンド・FACT。そのメンバーだったAdam（Vocals＆Guitar）、Tomohiro（Bass）、Eiji（Drums）に、海外のメジャー・シーンで活躍するギタリストImmy（Guitar＆Vocals）を加えた4人からなる新バンド・Joy Opposites（ジョイ・オポゼィッツ）の1stアルバムのタイトルと、発売日が解禁となった。

先月、TSUTAYAを展開するCCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）グループのレコード・レーベル、アイビーレコードと契約を結び、2016年夏に待望の1stアルバムをリリースすることが報じられた彼らだが、早くもその1stアルバムのタイトルと発売日が決定した。

その名も「SWIM」。タイトルを体現するかのように、サマー・シーズンまっただ中の8月10日にリリースされる。世界基準のロック・バンドを目指す彼らだけに、全編英語詞で制作される新作アルバムは、FACT時代から追求してきた重厚なサウンドはもちろん、数々の有名バンドでプレイしてきた新加入のギタリストImmyの新たなテイストが加わったことにより、FACTとはひと周りもふた周りも成長した、より懐の大きなメロディ重視のサウンドを目指していると言う。

メンバーたちは、現在米ロサンゼルスに渡り、アット・ザ・ドライヴ・イン、ブロック・パーティー、デス・キャブ・フォー・キューティーなどを手掛け、日本のthe Telephonesのアルバムもプロデュースした大御所プロデューサー、アレックス・ニューポートと共に、デイヴ・グロール（ニルヴァーナ／フー・ファイターズ）所有のスタジオであるStudio 606にて、アルバムに向け絶賛レコーディングを敢行中。世界基準の作品を完成させるべく日々セッションを重ねている。

メンバーのTomohiroは今回の1stアルバムについて、「ALBUMタイトルの“SWIM”はAdamからの提案なんだけど、英語で“Sink or Swim”という言葉があって、意味は“沈むか浮かぶ”とか“死ぬか生きるか”っていう意味で、Factが終わった時の俺らの気持ちに近いねって話になって、もう一度音楽をやるポジティブな気持ちとSWIMってタイトルがバッチリ重なったんだよね。今回4人のアイディアが詰め込まれた曲をアレックスとLAでレコーディング出来るのは本当に嬉しいんだ。今はプリプロの真っ最中で4人でやれる喜びを噛み締めてるよ！ 間違いなく最高のALBUMを日本に持って帰るから楽しみに待ってて！」と語っている。

いよいよ活動が本格化するJoy Oppositesだが、アルバムを待ち望むファンにとっては、さらに嬉しいニュースが飛び込んできた。今回のアルバム・タイトル＆発売日決定を受け、新作の雰囲気をいち早くファンに感じて欲しいというメンバーたちの願いから、ロサンゼルスでのレコーディングの模様やオフ・タイムの様子など貴重なシーンを編集した映像日記「Joy Opposites - Recording Diarrhea」を、公式サイトで5月17日から期間限定公開することが決まった。メンバーそれぞれ、自らカメラを回す予定だという。