ももクロ3人でのニュース番組出演にジョーク「メンバーで格差が」。

2016/05/04 06:35 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果、玉井詩織、高城れにが、5月2日に放送されたニュース番組「Abema Prime」(AbemaTV)に出演。MCのウーマンラッシュアワー・村本大輔らとトークを繰り広げた。

この日はメンバー全員ではなく、3人での登場となったももクロ。その理由について玉井は「メンバーで格差がありまして。今日はスタジオに呼んでいただき、本当にありがとうございます」とジョークを交えてスタジオを盛り上げた。また、玉井は、ファンに手を振った時に、村本が間違えて手を振り返してきたというエピソードを明かし、村本が「恥ずかしいからやめんかい」とツッコむとスタジオは爆笑。和やかな雰囲気で番組がスタートした。

最初のニュースは、熊本地震について。VTRでは被災地を俳優・杉良太郎が訪問し、支援を行う姿や被災者から「感謝しています」と声をかけられるシーンが映し出された。こうした芸能人からの支援の輪が広がる一方で、一部で批判の声があがり、SNS上で炎上騒ぎになっている問題について、スタジオや視聴者の間で議論する流れに。

コメンテーターの堀潤は、まず「芸能人が被災地に赴いたり、SNSなどで募金を呼びかけることに対し、売名行為や偽善だといって炎上するケースが見受けられている。長澤まさみさんや矢口真里さんも炎上の対象になった」と現状を説明。この件について村本は「たとえ偽善であっても、好感度狙いであっても、支援することに意味がある。何もしないでゼロよりもプラスになればいいんだ」と真剣な面持ちで語り、堀は「アメリカだと慈善活動に対して、報酬を渡すこともある。災害の広報周知活動にもなる。名の知れている芸能人であるからこそやるべきなのだ」と言及した。さらに、SNSで炎上した場合の対応については「ダレノガレ明美さんは、批判を打ち返し、支援を続けている。委縮せず貫く姿勢は立派だと思う」と称賛した。

ここで国際大学グローバルコミュニケーションセンターの山口真一さんと中継をつなぎ、熊本の人たちが芸能人の支援についてどう感じているのかをたずねると、山口さんは「不謹慎という言葉が多く見えるが、SNSの批判コメントはごくわずかで、被災地とは関係のない外部の人ではないか」との見解。

続けて村本も「福岡で開催されたお笑いライブに熊本から家族で来てくださった方がいた。涙を流し、被災地にきて欲しいと言ってくれた」ことを明かし、「芸能人はこうしようとか、企業としてこうしていくとか、災害の時にWIN-WINになるように、制度を決めればいいのではないか」と、今後の社会の在り方についても話した。

このニュースの間には、視聴者から「村本いいこと言う」「やりたいことをやればいい。売名行為という言葉が出てくることが悲しい」「メディアが炎上とくくって取り上げるのが問題では」「芸能人が目立つ必要はない」などの賛否両論コメントも多数寄せられた。

また、気象予報士・防災士の穂川果音さんによるお天気コーナー「責任とります!カノンの本気予報」では、前回の予報が外れてしまったためコスプレ姿で登場。穂川さんはももクロのファンとのことで、メンバーとの共演に感激した様子で一緒にZポーズを披露した。



TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.