青と緑に着色された子ネコたち、施設スタッフ激怒「野蛮極まりない」。

2016/04/27 13:07 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


英ブラッドフォードの動物保護団体が、先日、生後4週と見られる子ネコ2匹を救出し、それぞれスマーフ、シュレックと命名。その名前の由来は、虐待により着色された身体の色からとったものだった。

保護施設で働くロイドさんは「子ネコたちは、身体の白い部分を、かなり丹念に青と緑のペンで塗られていた」と語る。「恐ろしいことだと思います。長年、いろいろなひどい行為を見てきましたが、これは野蛮極まりない」と激怒。

こうした着色は子ネコが毛づくろいをするうちに、インクの成分が身体に有害な影響を与えることも考えられる虐待であり、実際に青のスマーフは呼吸困難の兆候が見られ、必死の看護が行われた。

お風呂に入れてもらって、ゆっくり優しく洗ってもらうことでかなりの染料は落とせたが、まだまだ色合いは残っている2匹の子ネコ。現在は6〜8週間後に誰かにもらわれていくよう手配中だという。

2匹の子ネコには、そのかわいらしさと同情で多くの人からのコメントが寄せられており、「ぞっとするような話」「生き物をおもちゃのように扱うなんて許せない」「保護されて良かった。いい飼い主に出会えますように」「なんでこういうことをする人が後を絶たないのか」といった同情から怒りまで、様々な感想が述べられている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.