川島海荷が人生初の“金髪”に、6月スタートの連ドラで難役に挑む。

2016/04/26 07:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


7月23日の東京・中野サンプラザ公演を最後にガールズユニット・9nineから脱退し、女優業に専念する川島海荷(22歳)が、人生初の金髪で“難役”に挑むことがわかった。

出演するのは、直木賞作家・辻村深月の感動長編が原作の連続ドラマ「朝が来る」(フジテレビ系/6月4日スタート)。本年度の本屋大賞にノミネートされ、夫の不妊症、特別養子縁組など、現代の日本で一般的になりつつありながらタブー視されがちな問題をリアリティを交えながら描いた“珠玉の人間ドラマ”だ。

栗原佐都子(安田成美)は出版社に勤める夫・清和(田中直樹)と長男の朝斗(6才)と穏やかながら満ち足りた日々を送っていた。実は朝斗は実子ではなく養子だったが、そんなことは関係なかった。長く苦しい不妊治療の末、一度は子供を諦めた佐都子たち。しかし、ひょんなことから知った特別養子縁組によって光がもたらされたのだ。朝斗のいない生活などもう考えられない。このまま幸せな日々が続いていく。佐都子はそう思っていた。そんなある日、栗原家に一本の電話がかかってくる。「私が産んだ子供を返してください」。息子の母親を名乗る女(川島海荷)からの突然の電話。この電話が、佐都子を過去に引き戻していく。そしてそこには、光を失ってしまったもうひとりの母の存在が…。

この難役に挑む川島は、出演にあたって次のようにコメントを寄せている。

「『朝が来る』の原作では、自分の生活にはない、全く違う世界だと思うような出来事が起こっていました。でも、もしかしたら身近にあるのではないかと思える出来事や、共感できる部分もありました」
「この作品には2人のお母さん、栗原左都子と片倉ひかりが出てくるのですが、その2人の姿や生き方に感銘を受け、つくづく母は強いなと思いました。私は母親ではありませんが、母親になることは、“不意”なことも多いのではないかと感じています」
「友人と結婚や子供の話をしたことがあり、その流れで『大人になる瞬間っていつなんだろうね?』という話になりました。そこでの結論は、“母親になったとき”でした。母親になるということは、守るものがあったり、自分を律してなにかを優先させることや、自分が大人でなければいけない環境があったりする、そういうことかなと思います」
「人生初の金髪、今まで美容院に3時間もいたことがなく未知の世界を経験しました。金髪になってみて鏡に映る自分を見ると、まだ信じられません。普段着も、ヒールではなくスニーカー、どちらかと言うとボーイッシュな格好を選んでしまう自分がいて、今までの自分とは違う開放感があります」
「2016年は、自分の中で分岐点になると思っていたので、その中でもこの『朝が来る』は、自分でも新たな挑戦ができる作品になると思っていて、覚悟を決めて自分の役と向き合って頑張っていきたいです」
「安田成美さんとは初めて共演させて頂くのでとても嬉しいですし、緊張もしています。安田さんと対峙するシーンはこの物語の重要なシーンのひとつなので…。物怖じせずに思いっきりそこに立ち向かっていきたいと思います。この物語に登場する人物を通して、色々な人生の困難を乗り越えていく姿や、辛い現実に一生懸命立ち向かっている人間の姿を見て欲しいと思います」

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.