プリンスの死が明らかになったわずか1時間後には、iTunesのシングル・アルバム両ランキングの上位を独占した。
4月21日(木)午前(現地時間)に自宅で死亡しているのを発見されたプリンス。そのニュースが報道されて1時間も経たないうちに、2作のアルバムが全米iTunesチャートの上位を埋め尽くした。
アルバムチャートではベスト盤である「ヴェリー・ベスト・オブ・プリンス」の1位を筆頭に、「パープル・レイン」のサウンドトラック、「プリンス:ザ・ヒッツ&Bサイド・コレクション」と続き、シングルのトップ100チャートでは「パープル・レイン」の1位をはじめ、「リトル・レッド・コルヴェット」「ビートに抱かれて」「キス」「レッツ・ゴー・クレイジー」の5曲がトップ5を占めたほか、100位内に数々のプリンスの楽曲が登場している。
そんなプリンスは、わずか1か月ほど前に『ザ・ビューティフル・ワンズ』と名付けられた回顧録の執筆を始めたところだと発表されていた。一方で内部事情を知る人たちの間では、その話は長年あったものの、ついにプリンスが実行に移したことは驚きであったと言われていた。米ゴシップサイト・TMZによると、プリンスは生前に50ページほどを書き終えていたという。