先日、中国・河北省の街角で、ブルドーザーが大乱闘を繰り広げる出来事があった。調べによると、事の発端はライバル企業同士の小競り合いだという。
地元メディアによると、大乱闘が繰り広げられたのは4月17日、河北省行唐県の街角でのこと。ネットユーザーが投稿した動画には、2台のブルドーザーが大きな音を立てながら激しいバトルを繰り広げている様子がおさめられており、そのうち1台は転倒、道路には油が飛び散り、砂煙りが立ち込めた。
すると、転倒したブルドーザーの仲間と思われる新たな1台が乱入。倒したブルドーザーに猛然とタックルをしかけ、そうこうしているうちに現場は6台ものブルドーザーが入り乱れる大乱闘に発展してしまった。
この出来事にネットユーザーは「まるでトランスフォーマーみたいだ!」と盛り上がりを見せているが、後に現場はガソリンスタンドの近くであることも発覚。大惨事につながっていた恐れもあるだけに、ある意味“乱闘”だけで済んだことは不幸中の幸いと言えるかもしれない。
なお、詳しい原因や経緯については公安が依然調査中だが、現時点ではライバル企業同士の顧客の奪い合いが乱闘を引き起こしたものと考えられている。