パルコは4月18日、JR仙台駅前に建設を進めている「仙台パルコ2」について、7月1日にグランドオープンすると発表した。これにより、仙台のパルコは2館体制となる。

仙台のパルコは、2008年8月にJR仙台駅に隣接する形で「仙台パルコ」がオープン。このたびの新たな「仙台パルコ2」はJR仙台駅西口正面、駅には隣接しない場所に、ペデストリアンデッキと2Fで直結する形でオープンする。

「仙台パルコ2」に出店する全84ショップには、東北初登場38ショップ、国内初の新業態8ショップが揃い、テイストの異なるさまざまなジャンルの店舗によって構成された複合商業施設に。東北No.1規模の駅前シネマコンプレックスも入居する。

メインターゲットは、今までのパルコとは違う“オトナ”。仙台で暮らす“オトナ”たちと“オトナの感性を持った全ての人たち”に向けて、「愉しさ」や「満足感」を感じる空間と、少し上質で手の届く「衣」「食」「住」「楽（たのしむ）」を提案していくという。

JR仙台駅周辺は、今年3月18日に駅ビル「エスパル仙台」の新館がオープンし、全82ショップが出店。そして7月の「仙台パルコ2」の後も、2017年7月（予定）には東口そばに新たなアパホテル、同年度中に東口直結のホテル棟、2018年10月（予定）には東口駅前に音楽ホールなども備えたヨドバシカメラ新店舗兼商業ビル「ヨドバシ仙台第1ビル」、2018年度中に東口直結のオフィス棟がオープンするなど、拡張が続いていく予定だ。