3人組のテクノポップユニット・Cupitron(キュピトロン)が4月17日、ゴダイゴの名曲「銀河鉄道999」のカバーお披露目イベントを開催した。
会場となった北とぴあ・ドームホール(東京・王子)はもともとプラネタリウムだった場所で、現在はコンサートスペースとして活用されている施設。イベント冒頭では、まず、初試写となる「銀河鉄道999」のミュージックビデオ(//www.youtube.com/watch?v=x4TDulEu_jI)が投射され、プラネタリウムの面影を残す会場に、まるで星空で踊っているような演出のビデオが映し出された。
そしていよいよ、ステージにキュピトロンのメンバーが登場。松本零士氏がその60余年のキャリアでも初となる、女性アイドルのビジュアルを担当したが、今回はその衣装をまとって初めてのステージだ。
松本氏が“電子世界の妖精”をイメージしたという衣装は、スペーシーなカッティングのワンピースに発光するような色合いの薄布を羽織い、特徴的なヘッドセットを装着。まるで松本ワールドの女性キャラクターが現れたような素晴らしい出来栄えに会場中から歓声が飛んだ。
続くライブで8曲披露したあとは、トークコーナーが用意され、松本氏がゲストで登場。Cupitronの山川二千翔が高校卒業、浜田彩加が高校2年生、そして最年少の宮川里奈が高校1年生になったとの話を受け、松本氏も自らが高校1年生で漫画家デビューしたエピソードや、18歳で福岡から上京したエピソードなども披露、メンバーには「強い意志を持ってかんばってください」という力強いエールを贈った。
Cupitronのメンバーからは、今回のコラボレーション決定を聞いた際の気持ちやファンへの感謝の気持ちを告白。名曲「銀河鉄道999」をリリースし、引き継いでいくことへの息込みを見せた。
イベントの最後に行われた観客フリー撮影タイムには、松本氏も急遽参加。松本氏とCupitronの写真が自由に撮影できるとあって観客は大喜び、大いに盛り上がるエンディングを迎えた。
Cupitronは今後、6月11日に渋谷WOMBにてワンマンライブ「GalaxyParty」の開催。4月24日からは4thシングル「銀河鉄道999」のリリースに向けての店頭イベントもスタートする。