ロックバンド・人間椅子が4月17日、都内で「続・怪談 そして死とエロス」と題したワンマンライブを行い、5月に初の海外公演を行うと発表した。

この日、2度目のアンコールに応えて再登場した際に、 和嶋慎治の口から伝えられたこのニュース。

「5月に我々はロシアに行ってまいります！ モスクワで行われる＜RAMF 2016＞という、アジアのアーティストを呼んで異文化交流をするというイベントです！」と発表すると、観客も初の海外公演の喜びに浸った。

和嶋は「海外にはいつか行ける機会があればと思っていました。洋楽に目覚めて洋楽に日本語を乗せるというスタイルでやってきたので、ようやく夢が実現してきました！ 最初にロシアというのも、鈴木君がロシア語を勉強していた縁もあって、運命的な感じがします。ほぼ僕らのことを知らない方々の前でやるので、ベストを尽くします。“日本人がロックをやる”という誇りを持って、元気よくやりたいです！ ロシアに行くことによって、僕たちなりの手応えをつかんで帰ってくると思うので、そのお土産という感じで皆さんに夏のツアーを見せられればと思います」と意気込み。

また、鈴木研一は「ロシア語会話の本を買って、MCは全部ロシア語でいきます！」、ナカジマノブは「ロシアは人間椅子として初の海外公演ということもあって、“日本”を打ち出してアピールできればと思います！」とコメントを寄せている。