飲食店の“メニュー代”で物議、ネット炎上も店側は「紙代かかってる」。

2016/04/18 11:02 Written by Narinari.com編集部

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中国のレストランでは、食費以外に餐具(ラッピングされた消毒済みの食器)代などを徴収されることがあるが、このたび「メニュー代」を徴収していたレストランが確認され、物議を醸している。店主いわく「紙代」だという。

中国メディア・新浪江蘇などによると、この“とんでもレストラン”が確認されたのは江蘇省鎮江市。4月9日、市民の馬さんが新しくオープンした同地の魚料理レストランを訪問した際に、レシートに“メニュー代”の文字があることに気づき、発覚した。

馬さんの話では、レシートには「菜単1元(約17円)」と記載されており、不思議に思った馬さんが店員に不満を述べると、「オーナーが決めたことなので」と取り合ってもらえず。金額にすれば微々たる額だが、馬さんは悶々とした気分で帰途につくことになったそうだ。

その後、馬さんはそのときのレシート画像をネットに投稿。「これってどう思いますか?」とユーザーの意見を募ったところ、ユーザーからも「メニュー代を徴収するなんておかしい」「こんなの初めて見たよ」などと批判とも呆れともとれる意見が集中。メディアが報じる騒ぎに発展した。

それでもレストランオーナーは「(印刷費を含む)メニューの紙代は1枚につき1.2元(約20円)かかっている」と反論し、“メニュー代”徴収は正当な権利だと主張しているが、中国では紙に印刷されたメニューを客に提供する店は多く、そうしたレストランでは“メニュー代”は徴収していない。そのため、たかが1元と言えども、客からすれば「ふざけるな」という気持ちになるようだ。

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