ベイビーギャング北見が解雇に、阿曽山大噴火の裁判傍聴レポきっかけ。

2016/04/18 06:23 Written by Narinari.com編集部

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“イケメン”で知られるお笑い芸人のベイビーギャング・北見寛明(32歳)が、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーから解雇されたと報じられている。きっかけは裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火(41歳)による“告発”だったようだ。

阿曽山大噴火は、4月14日に放送されたラジオ番組「北野誠のズバリ!」(CBCラジオ)内の裁判傍聴レポートのコーナーで、北見の裁判を傍聴したことを報告。それによると、北見は今年1月22日に都内の路上を無灯火で運転しているところをパトカーに呼び止められ、600メートルほど逃走後につかまった。そして無免許運転が発覚、道路交通法違反で逮捕されていたという。

北見はこれまで交通違反が10回あり、2013年7月には免許取消になっていた。その後、改めて免許を取ることはなく、昨年7月に友人から車を譲り受け、以降、恋人とのドライブなどに使用していたそうだ。

裁判で北見は罪を認め、執行猶予を求めて4人の情状証人(弟、バイト先の飲食店経営者、高校時代からの親友、相方)を用意。情状証人は通常1〜2人が多く、4人も来たことは「異例」だというが、北見は、実は3年前に無免許運転で逮捕され、そのとき懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けていたという。つまり、執行猶予中の再犯だったことから実刑の可能性が高く、情状証人を多く用意することで何とか執行猶予を…ということだったようだ。

阿曽山大噴火は、前回の裁判も傍聴していたことも告白。当時は自身の“告発”で芸人人生を左右させることに抵抗があったものの、今回は情状証人のうち3人が前科を知らなかったこと(黙っていたこと)、しかも警察に捕まった際に他人に成り済まそうとしていた(前回は弟、今回は相方)ことなどから、どこもメディアが報じていない段階で話をすることを決めたそうだ。

4月18日付けのデイリースポーツによると、事務所の事情聴取を受けた北見は概ね事実を認め、15日付けで契約解除に。20日放送のバラエティ番組「人生のパイセンTV 春のブチアゲ胸キュンモテ祭り モテ髪モテ技すべて見せます90分SP」(フジテレビ系)では1か月密着企画が放送される予定だったが、すべてカットされるという。

なお、検察の求刑は懲役7か月の実刑。執行猶予中の再犯のため、もし実刑の判決ならば前回の懲役1年6か月が上乗せされ、2年以上刑務所に入ることになるという。判決は28日に言い渡される予定だ。

北見は2008年に東京NSCに入学し、お笑い芸人としての活動をスタート。2011年に同期のりんたろー(30歳)とベイビーギャングを結成し、ここ数年は“イケメン芸人”としてバラエティ番組にも頻繁に出演していた。恒例の「よしもと男前ブサイクランキング」では、2014年、2015年に男前部門で3位に輝いている。

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