英ロンドンの家庭の庭で、先日、生後2週間の子ギツネが発見された。辺りに親の姿はなく、このままでは衰弱してしまうことから、キツネを保護する団体に連絡し“パグル”と名付けられ、育てられるようになる。
空腹と脱水症状で弱っていたパグルだったが、キツネ保護協会で4時間ごとにミルクを飲ませてもらったり、トイレにいったりと手厚い看病によって次第に元気に。緊張をほぐすために友だちとして採用されたウサギのぬいぐるみをぎゅっとして放さないなど、かわいらしい素振りを見せるようになった。
「いずれは野生に帰れるようにしていくつもり」と協会の担当者は語り、パグル自身もだんだんとやんちゃになっているようだ。成長の軌跡をSNS上で掲載するとすぐさまそのかわいらしさから人気を得て、幾つかの媒体で紹介されることに。
ネットでは「キツネとぬいぐるみらしいが、どちらがぬいぐるみなのかさっぱりわからないよ」「なんてかわいい」「圧倒的に愛らしい」「野生に返る日がいつかはわからないけれど、健やかに過ごして欲しいものだ」と温かな言葉多く寄せられている。