「スパイダーマン」新シリーズのタイトルが4月12日（米国時間）、米ラスベガスで行われているシネマコンのソニー・ピクチャーズのプレゼンテーションにて発表された。タイトルは「SPIDER-MAN: Homecoming」（原題：スパイダーマン ホームカミング）で、日本では2017年夏の公開を予定している。

2002年に初めて「スパイダーマン」がスクリーンに登場して以来、2004年「スパイダーマン2」、2007年「スパイダーマン3」、2012年「アメイジング・スパイダーマン」、2014年「アメイジング・スパイダーマン2」と、5作品で40億ドル以上の全世界興行収入をあげ、世界中を熱狂させてきた映画「スパイダーマン」シリーズ。

この日のプレゼンテーションには、サプライズゲストとして、新シリーズで主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役に抜擢された19歳の英国俳優トム・ホランドが登壇した。

「映画の中でピーターは、自分が何者であるか、この世界で自分の居場所がどこにあるのかを見つけようとしているんだ。本当にホームカミングなんだ」と観客に向けて語ったトム。併せて世界初お披露目されたロゴは、Homecomingの“O”の文字に、スパイダーマンのマスクがデザインされている。

トム演じる新スパイダーマンは「シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ」（日本公開4月29日）で初めてスクリーンに登場し、アベンジャーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の世界に初参戦。今回のシネマコンでのプレゼンテーションではそのクリップ映像も上映され、ピーター・パーカー（トム・ホランド）が家に帰ると、トニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr＜アイアンマン＞）がメイおばさん（マリサ・トメイ）と一緒にリビングのソファーに座っているシーンが公開された。ピーターとトニー・スタークがどのような関係にあるかは未だ謎に包まれている。

映画「SPIDER-MAN: Homecoming」（原題：スパイダーマン ホームカミング）は2017年7月7日全米公開。日本公開は2017年夏。