スタローンが烈火のごとく怒る、面識ない英コメディアンの“嘘”に。

2016/04/03 04:40 Written by Narinari.com編集部

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シルヴェスター・スタローンは、英コメディアンのジャック・ホワイトホールに対し、烈火のごとく怒っている。ジャックはスタローンが今年度のアカデミー賞で「クリード チャンプを継ぐ男」のロッキー・バルボア役での助演男優賞を惜しくも逃したとき、面識もないのに「慰めてあげた」と発言していた。

スタローンは自身のツイッターで「『ジャック・ホワイトホール、アカデミー賞後にシルヴェスター・スタローンを慰める』だって。俺はこの若い貧相な男に一度も会ったことはないよ。こんなかたちで知り合うことになって残念だ」とコメントし、ロサンゼルスで行われたアカデミー賞のアフターパーティーでジャックになど会ってもおらず、このような嘘の話をでっち上げられ、素晴らしい思い出が台無しにされたと怒りをあらわにしている。

さらにツイッターだけにとどまらず、スタローンはインスタグラムにも「俺は自分がノミネートされたことに誇りを持っているよ。一生懸命やったからね。なのになんでこんな嘘を作り上げて思い出を台無しにするやつがいるんだ? なんでこんなことするんだよ?」と投稿し、怒りがとまらない様子だ。

事の発端はジャックがあるインタビューの中で、2月28日に行われた同授賞式のアフターパーティーで落ち込むスタローンに、なぜスティーブン・スピルバーグ監督作「ブリッジ・オブ・スパイ」でソ連のスパイ、ルドルフ・アベル役を務めたマーク・ライランスが助演男優賞を受賞したのか、自分なりの解釈を説明したと話したことにある。

そのインタビューの中でジャックは「アフターパーティーですぐにシルヴェスター・スタローンの元へといったよ。オスカーを逃した彼を慰めなくてはいけなかったからね。僕は彼に来年があるよって声をかけたよ。もしくは『クリード』の続編を作ったら彼が賞を受賞するかもしれないよって。僕は彼に自身を取り戻させたと思うんだ」「もちろん彼は僕がイギリス人だって知っていたからね。だから僕はマーク・ライランスとはどういう人物なのか彼に説明する必要があったんだ。グローブ座でのマークの演技についてなんかを話したよ。『クリード』の中のスタローンが大好きだったし、マーク・ライランスも大好きなんだ。だから僕は意見については中立な立場にいる必要があったよ」と語っていた。

スタローンが怒りのコメントを出した後もジャックは自身のストーリーは本当だとして、デイリー・ミラー紙に「シルヴェスターが僕を覚えていないなんて寂しいね。感銘を与えたことは間違いないんだけどな」と話している。

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