女優の清水富美加(21歳)と俳優の千葉雄大(27歳)が、小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された“片思い”がテーマの電子小説を映画化した「あさはんのゆげ」に主演することがわかった。
清水が演じるのはヒロインの風花。千葉は、夏の間だけ片田舎の一軒家で風花と同居することになった、いとこの要役を演じる。画材道具と糠どこを持って数年ぶりに現れたいとこに戸惑う風花。母親の仕事の都合で片田舎に暮らすハメになったイライラを要にぶつけながらも、彼が作る朝ご飯を通して風花の頑なな心は解きほぐされ、ひと夏の日々が輝きだす――。
本作について清水は「あさはん、は、あさごはんのことですが、タイトルにあるくらいなので優しいあたたかみのある美味しそうなあさはんが眩しいです。いとこがどういったものなのか血縁関係があること以外、私はあまり分からないのですが、それは私が演じるふーちゃんも同じでした。ただ一緒に過ごす時が楽しく、でもそれが、いつまで、どう続くかも分からなくて、という揺れるこころが見所です。あと千葉さんが眩しいです」とコメント。
また、千葉は「いとこって兄妹のようでいて、友だちのようでもあって、すごく不思議な関係性だと思います。僕自身も年上のいとこがいるのですが、小さい時はなおさら、すごく大人に見えたし、憧れのようなものを抱いていました。心が揺れるふたりのひと夏を楽しんでいただければ、と思います。また、真っ白いごはん、お味噌汁、漬物、卵焼き。ありふれた“あさはん”がとても愛おしく感じる映画にもなっておりますので、映画を観た後は、誰かと美味しいごはんを食べて欲しいです」とコメントを寄せた。
映画「あさはんのゆげ」は、7月2日より全国ロードショー。