日清食品が株価連動社員食堂、前月比で下落なら質素な“お目玉デー”。

2016/03/28 15:12 Written by Narinari.com編集部

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日清食品ホールディングスは3月30日、東京本社(東京都新宿区)の社員食堂を株価連動型社員食堂「KABUTERIA」(カブテリア)としてオープンする。

今回オープンする「KABUTERIA」は、「クリエイティブガレージ」という空間コンセプトと、「株価連動型社員食堂」というイベントコンセプトをあわせ持つ新スタイルの社員食堂。

空間コンセプトの「クリエイティブガレージ」は、創業者の安藤百福氏が、日清食品の原点である「チキンラーメン」を自宅裏庭の研究小屋(ガレージ)で発明したことに着想している。「ガレージを意識した空間で食事をすることで、創業の原点を見つめ直し、クリエイティブな発想を生み出す機会を創出したい」との思いから生まれたコンセプトだ。

「株価連動型社員食堂」は、企業価値の向上および社員が自社の株価を意識し、株価上昇のために1人1人が何を出来るのかを考え、行動することを促すため、自社の株価に連動したイベントを毎月替わりで実施するというコンセプト。

具体的には、前月の月平均株価を当月の月末日終値が上回った場合、例えば「マグロの解体ショー」や「世界三大珍味祭り」など、豪華なイベントやメニューを提供する「ご褒美デー」を翌月に2日間設定する。

一方、前月の月平均株価を当月の月末日終値が下回った場合、質素な食事を提供する「お目玉デー」を翌月に2日間設定(※栄養スコアの良いメニューを選定)。この「お目玉デー」は予告なしに実施し、また、役員数名が給食着で社員に配膳するなど、今後に向けての自らの行動を考え直す日とするそうだ。

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