ハリソン・フォードとスティーブン・スピルバーグ監督が、「インディ・ジョーンズ」第5弾で再びタッグを組むことになった。
シリーズ前4作を生み出してきた2人が返り咲くことになった、2019年7月19日公開予定の第5作目(タイトル未定)について、ウォルト・ディズニー・スタジオのアーロン・ホーン会長は「インディアナ・ジョーンズは映画界の歴史における最高ヒーローの一人です。2019年にスクリーンで再び彼を見ることを待ちきれません。監督、プロデューサー、俳優と役柄がこれほどまでに完璧なコンビネーションを持つ作品はなかなかありません。ハリソンとスティーブンとともに新しい冒険をスタートさせることをこれ以上ないほど楽しみにしています」とコメントしている。
プロデューサー陣にはキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルが参加することも明らかになった。
1981年作の第1弾「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」を筆頭に、1984年作「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」、1989年作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」、2008年作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」と製作されてきた同シリーズでは、前作の第4弾でシャイア・ラブーフがインディアナの息子として登場していたが、新作にも出演するかどうかは今のところわかっていない。
これまでにリリースされた4作品の世界興行収入は計約20億ドル(約2272億円)にものぼる。
今回、第5弾の製作に乗り出したスピルバーグ監督は以前、クリス・パインがインディアナ役を引き継ぐのではないかと飛び交っていた噂とは裏腹に、インディアナの役はハリソン以外演じることはできないとし、「ハリソンのインディ役の代役なんて誰も考えられないよ。まあそんなことはまず起きないだろうね」「スパイダーマンやバットマンをいろんな役者たちが演じてきたようにインディをほかの俳優に演じさせるなんて間違いなく僕の意図ではないね」「インディアナ・ジョーンズを演じる唯一の俳優はハリソン・フォードだけなんだ」と語っていた。