ゲーム叱られた少年が指を切断、“遊び過ぎ”注意され逆上→自ら…。

2016/03/08 19:41 Written by Narinari.com編集部

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保護者の中には、子どもが長時間ゲームで遊ぶことに不安や苛立ちを感じ、叱ったり、ゲームを取り上げたりした経験がある人もいるかもしれない。中国ではこのたび、11歳の少年が父親からゲームの遊び過ぎを注意されて逆上。包丁で自らの指を切断するという痛ましい出来事があった。

中国メディア・揚子晩報などによると、これは3月5日、江蘇省蘇州市で暮らす家族を襲った悲劇。

11歳の小朋くん(仮名)は起床後、大好きなスマホゲームに没頭していた。6歳の弟も一緒にスマホ画面にクギ付けになり、これを不満に感じた母親が、小朋くんに弟に勉強を教えてあげるよう諭したという。

しかし、小朋くんは「去年教えたけど、(弟は)できなかった。もう教えてやらない」と反論。ゲームを止めようとはしなかった。

すると、その後の食事のさいに悲劇が起きる。小朋くんと母親のやり取りを耳にしていた父親が小朋くんを叱ったところ、突然手にしていたフォークを離し、自分の後方の机の上に置かれていた包丁で自ら指を切断。刃は左手の人差し指第二関節あたりに落とされたという。

目の前で発生したこの出来事に両親は茫然自失となったが、我に返るとすぐに切断された指を包み、小朋くんを病院に連れて行くことに。3時間以上にも及ぶ接合手術が行われることになった。

医師によれば、手術は一応成功したものの、一週間程度は回復状況の確認が必要で、今後の生活に支障をきたすことになるのかどうかは、そのときにならないとわからないという。

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