カゴメトマトジュースが絶好調、機能性表示取得で前年比328%に。

2016/02/23 15:42 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


カゴメは、2月2日より機能性表示食品として“再デビュー”した「カゴメトマトジュース」4品の出荷実績が、前年同期間比328%と好調だと発表した。

1933年の発売以来、「カゴメトマトジュース」は健康飲料として長年親しまれているが、このタイミングでの好調の背景について、同社は「本商品がトマトを100%使用していることに加え機能性表示を取得したことで、より健康意識の高い方に飲んでいただけるようになったことが一因と捉えています」と分析している。

同社はトマトの栄養素リコピンの研究を長期にわたって続け、さまざまな効果効能を検証。リコピンは、トマトに含まれる自然由来の栄養素であり、体内の血中HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあることが報告されている。

そのため、「カゴメトマトジュース」は「血中コレステロールが気になる方にお勧め」(同社より)で、特に50代以上の女性から支持されているという。これは更年期を迎え、血中コレステロール値が上昇する年代と一致するため、「この世代の方が血中コレステロール値に注目していると推測されます」(同)としている。

血中コレステロールには、LDL(悪玉)コレステロールやHDL(善玉)コレステロールがあり、過剰なLDL(悪玉)コレステロールは、血管内壁へのコレステロール蓄積を増やし、健康に悪影響を及ぼしてしまう。一方、HDL(善玉)コレステロールは血管内壁に溜まったコレステロールを取り除く働きがある。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.