「ガンダムUC」地上波初放送へ、番組用に古橋一浩監督自ら再構成。

2016/02/21 12:04 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


テレビアニメシリーズ「機動戦士ガンダム」の初回放送から37年、今年4月3日より、名古屋テレビ(メ〜テレ)・テレビ朝日系列で新番組「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」の放送が決定した。地上波全国ネットでの放送は初めて。

アニメ「機動戦士ガンダムユニコーン」は、KADOKAWAの「月刊ガンダムエース」に2007年2月から2009年8月まで連載されていた作家・福井晴敏による同名小説を映像化した作品。「ファーストガンダム」と呼ばれる第1作「機動戦士ガンダム」を始めとした「宇宙世紀」を舞台にした物語で、劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台だ。地球連邦とジオン公国との一年戦争から16年後の新たな騒乱を描いている。

本作はOVA(オリジナルビデオアニメ)として制作され、ビデオグラム(全7巻)が販売されたが、OVAガンダムとして最高記録となるBlu-ray/DVDの累計出荷数、190万枚以上を記録。アニメ界の金字塔を築いた「機動戦士ガンダム」直系のDNAを持つ最強コンテンツを、今回、番組用に古橋一浩監督自らが再構成し、手に汗握る演出でテレビアニメシリーズへと再起動させる。

なお、オープニングとエンディングは、「機動戦士ガンダムユニコーン」のサウンドトラックを手掛ける作曲家・澤野弘之によるボーカルプロジェクト“SawanoHiroyuki[nZk]”が担当し、オープニングは新曲を採用。また、今回番組用に新たな映像を作成し、美しい作画とスタイリッシュな演出で番組を彩る。

そして「機動戦士ガンダム」のシャア役、そして本作「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」では、“シャアの再来”と呼ばれる男、フル・フロンタル役を演じる池田秀一が、次回予告および第2話以降のアバンタイトルのパートで、ナレーションを担当する。



☆ストーリー

宇宙世紀0096年。「シャアの反乱」から3年、工業スペースコロニー“インダストリアル7”に住むバナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。戦争の火種となるビスト財団とネオ・ジオン残党軍「袖付き」による、「ラプラスの箱」の取引を止めようと行動しているという彼女に対し、協力するバナージ。
しかし、同じく取引の阻止のため乗り込んできた地球連邦軍と「袖付き」との戦闘により、コロニーは戦場と化してしまう。
オードリーを探して戦火を走り抜けるバナージは、「ラプラスの箱」の鍵となる純白のモビルスーツ、「ユニコーンガンダム」と運命的な出会いを果たす。
「ラプラスの箱」とは何か、それが抱く秘密とは何か……。宇宙世紀100年の呪いが、解かれようとしていた。


☆メ〜テレの福嶋更一郎コンテンツ局長

「機動戦士ガンダム」が、1979年4月に名古屋テレビ(メ〜テレ)で放送が開始され、約一年後に「1年戦争」が終結してから、地球時間では37年の歳月が過ぎました。
かたや半分以下のスピードで時を刻む宇宙世紀では、16年の時間が経過し、「1年戦争」の記憶が薄らいだ宇宙世紀0096年に新たな騒乱が起きます。それが「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」で描かれている世界です。
地球時間で37年の歳月は、アニメーション技術を飛躍的に進化させ、テレビはアナログからデジタルに進化、名古屋テレビもメ〜テレへと表記を変え、1979年の子供達は、いまや大人になりました。
「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」を、是非、1979年の子供達と2016年の子ども達がテレビの前で一緒に見て頂けたら幸いです。地球時間と宇宙世紀の挟間で、何かを感じてもらえるかと思います。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.