ビル・マーレイが、屋上レストランからファンの携帯電話を投げ捨てたようだ。
2月11日(木)、カリフォルニア州カーメルにあるヴェスヴィオ・ラウンジで、自身の姿を携帯電話で写真に撮られていると思い不快に感じたビルが3台の携帯電話を取り上げ投げ捨てたところ、そのうちの2台はビル外へと、1台はクッションの上に落ちたという。
この件に関して警察はビルに事情聴取を行ったものの、結局は不起訴となり、携帯を投げられたファン側も弁償というかたちで納得したそうだ。
ビルは私生活を明かさないことで有名で、マネージャーやエージェントも立てていないどころか、連絡は自動音声が応対する電話番号のみで可能となっている。
作家のロバート・シュナケンバーグは以前、ビルのことを「彼は2000年に電話をかけてきすぎるとかいう理由でエージェントを解雇したんですよ。それで窓口を自動音声の番号に変えたんです。マーレイに出演依頼をする場合には留守番電話にそのアイデアをプレゼンしなければいけないんですが、その留守電も頻繁にはチェックしないんです。マーレイは興味のある脚本があった際には、地元のオフィス用品店にファックスするよう求めるんです」と説明していた。