オレオなどライセンス契約終了、ヤマザキ・ナビスコが社名も変更へ。

2016/02/12 17:28 Written by Narinari.com編集部

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モンデリーズ・インターナショナル・インクは2月12日、ヤマザキ・ナビスコとのナビスコ製品におけるライセンス契約を終了すると発表した。2016年9月よりモンデリーズ・インターナショナルが主力ブランド「オレオ」「リッツ」「プレミアム」を販売する。

モンデリーズ・ジャパンは今回の件について、「過去45年以上に渡って、ヤマザキナビスコは『オレオ』『リッツ』『プレミアム』などのナビスコ製品の製造・販売を行ってきており、ブランド認知への多大な貢献をしてきてくださったことに大変感謝しております。今後は、モンデリーズ・インターナショナルのネットワークにおける知識と経験や、製品開発力、品質面の強みなどを生かし、『オレオ』『リッツ』『プレミアム』など、世界で愛される私たちのブランドの更なる浸透・拡大を目指します」とコメントしている。

同社は、日本では1960年から事業をスタート。現在は「クロレッツ」「リカルデント」「ストライド」「キシリクリスタル」「ホールズ」といったガムおよびキャンディ製品の製造・販売を行っている。

なお、山崎製パンによると、ヤマザキ・ナビスコは9月1日をもって商号をヤマザキビスケットに変更。「オレオ」「リッツ」「プレミアム」および「チップスアホイ」の4ブランド製品については、8月31日をもって製造を終了し、残余在庫の販売を経て終売する。

9月以降は「チップスター」「エアリアル」および「スリムサンド」などの既存製品に加えて、新製品を順次発売するとのこと。さらに、2017年12月には「オレオ」「リッツ」など4ブランド製品の類似製品の製造販売の制限が解除されるため、競合品の開発を視野に入れているという。

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