新婦の代役つとめた妹とマジ婚、生活も共にするうち“情”がうつる。

2016/02/03 14:54 Written by Narinari.com編集部

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中国で先日、結婚式直前に家出した女性の代わりに、急遽新婦役をつとめることになったその妹と、新郎が本当に結婚してしまうという奇妙な出来事があった。

中国メディア・羊城晩報などによると、もともと周さんと李さんは昨年12月12日に結婚式を挙げる予定になっていた。しかしあろうことか、式前日にふたりは大げんか。怒った李さんはそのまま家を飛び出してしまい、行方がわからなくなってしまった。

これに焦ったのは周さん。式は翌日に差し迫っており、遠方から駆けつけてくれる友人や親族もいる。「何とか式だけは挙げておきたい」と考えた周さんは、新婦と似ている新婦の妹(義妹)に、ピンチヒッターとして式に出てくれるよう懇願した。

当然、義妹はこの要求を猛烈に拒んだが、周囲からのプレッシャーについに根負け。仕方なく、姉のふりをして“新婦”を演じることになった。

しかし、この普通ではありえない“応急処置”が周さんや李さん、そして義妹の人生を大きく変えることになる。

式後も李さんがしばらく家に戻らなかったことから、周さんと義妹は友人らにウソをつき通すために生活を共にすることにした。そうこうしているうちに、ふたりの間には情が生まれ、ついには本当の夫婦になってしまったのだ。

そして式から半月ほど経ったある日、家出していた本来の新婦である李さんが帰宅。事情を聞かされた李さんの驚きは推して知るべしといったところだが、最終的には周さんとの離別を受け入れ、周さんはすぐに義妹との結婚届を正式に提出したという。

なお、李さん自身は後悔していないようで、「短い時間で別の女性を好きになるような男性は信頼できない。かえって良かった」と話しているそうだ。

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