1月29日に放送されたバラエティ番組「さまぁ〜ずの神ギ問」（フジテレビ系）で、「クリスマスイブのラブホテルって今でも満室なの？」との疑問をピックアップ。その調査結果に驚きの声が上がっている。

この日、ゲストのフリーアナ・高橋真麻（34歳）は、今回のテーマについて「今でも、っていうことは、過去は満室だったってことなんですか？」と素朴な質問。すると、さまぁ〜ずの2人は大きく頷きながら「もう、満室でしたね」「“恋人たちの日”ということで」「昔よ、30年くらい前」「バブル的な」「みんな空いてるところ探してウロウロしてるイメージ」「渋谷の円山町あたりをね。うろちょろ、うろちょろ」と、次々と過去のクリスマスラブホ事情を語り始めた。

番組では、2015年12月24日、クリスマスイブの当日に調査を敢行。その方法は東京23区内に559軒ある（※ラブホ検索サイト登録数）というラブホテルをすべてリストアップし、当日18時から翌1時半〜2時頃（山手線の終電が終わる時間）までの間、10人のテレフォンスタッフ（若い女性）が559軒のラブホテルに電話しまくり、「満室」になっているかどうかを質問していくという内容だ。

また、リアルなラブホテル街の状況を確認するため、新宿、池袋、渋谷にもスタッフを配置。混雑状況などを目視で確認して回った。

その結果、2015年12月24日のクリスマスイブ、東京23区内のラブホテル559軒のうち満室だったのは136軒、割合ではわずかに24.3％となった。ただ、調査の過程の中で、昨年は12月24日が平日の木曜日で、22日（祝日前日）、23日（天皇誕生日）、25日（金曜日）、26日（土曜日）に挟まれた暦の並びの悪さが指摘され、実際にラブホテルの受付からは22日、23日のほうが満室だった、25日のほうが混むとの意見もあったそうだ。

また、高橋は「確かに去年はイブ感なかったですよね。ハロウィンとかのほうが盛り上がっていて、クリスマスの盛り上がりが欠けていたような気がします」と、年々盛り上がりの度合いを増しているハロウィンが影響した可能性を指摘した。

この放送について、視聴者の反応はさまざま。特に、かつて実際に“ラブホ行列”を経験したことのある、年代的に上のほうの人たちからは「オレらの頃はほんと大変だったよ（笑）」「ラブホ街、空いてるところ探して走りまわったわ」「ムードとか何もなかったなｗ」「今思うと、あのパワー何だったんだろうね」といった声のほか、調査の中に登場したたくさんの大学生カップルたちの“リア充”ぶりを羨む声、ラブホテルの前で出待ちインタビューを敢行するフジテレビの突撃ぶりに対する賛否など、いろいろな反応が上がっている。