アイドルグループ・SKE48を昨年11月に卒業した神門沙樹(ごうどさき/19歳)の姉が、昨年、25歳の若さで亡くなっていたことがわかった。1月18日、SKE劇場支配人の湯浅洋氏が、トークアプリ「755」で明かしている。
神門は2013年に行われた第1回AKB48グループ ドラフト会議で、SKEのチームKIIにドラフト1位で加入。2015年3月に発売されたSKE17作目のシングル「コケティッシュ渋滞中」では選抜メンバーに初選出されるなど、将来を期待されたメンバーだった。しかし、昨年11月に「将来の夢のために勉強をしたい」との理由で卒業。「早すぎる決断」と、悲しむファンが続出していた。
湯浅氏によると、そんな神門から突然手紙が届いたそう。その内容は「SKE時代はお世話になりました、と言うものでしたが、その中でも実は、昨年、神門のお姉さんが25歳という若さでこの世を去りました。そのお姉さんが闘病中、病院で『朝が来た』を楽しみに観ていて、『365日の紙飛行機』をよく口ずさんでいた」といったことがつづられていたという。
そして、神門は「“365日の紙飛行機”に救われて最後まで希望を捨てなかったことを感謝して、秋元先生に手紙」を書いたそうだ。
この手紙は先日、総合プロデューサーの秋元康氏のもとに届けられたとのこと。実は数日前、秋元氏は「755」に次のようなメッセージを投稿し、ファンの間では「どういう意味なのか」「なんで突然神門?」と話題になっていた。
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神門沙樹へ。
「その距離を競うより
どう飛んだか
どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ」
「365日の紙飛行機」を、えーちゃんに捧げます。
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「飛んで行け!
飛んでみよう!」
大空を飛んでいるよ。
えーちゃんの紙飛行機。
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今回、湯浅氏の説明により、ファンもどのような経緯で秋元氏が発言したのか、その意味を理解することに。湯浅氏はコメントの最後を「歌の力って、本当に凄いと思いました。 神門のお姉さんのご冥福を改めて、お祈り致します」との言葉で結んでいる。
また、NMB48の山本彩(22歳)もこの件に言及。「目には届かぬどこかで 誰かの力になれている。希望となり、少しでも救う事が出来ている。望んでも、簡単にはそうはなれません。私達が歌を歌う事に意味を見つけて下さってありがとうございます。お姉さんのご冥福をお祈りします。そしてご家族の皆様が 幸せで包まれますように」と追悼している。