愛する人から太っていることを理由にフラれてしまうのは、世の東西を問わずつらい出来事。中国のシャオシャオという女性が、やはり恋人から肥満を理由に別れを告げられてしまったのだが、数か月後、彼女はある復讐を果たしたという。

中国のお祝い事である春節を控えたこの時期に、女性はSNSで「今年はあなたと一緒に、あなたのお母さんに会いには行けないので、代わりにお母さんに石けんをあげる。私の脂肪からできた石けんをね！ 人を外見でしか判断できない男性にピッタリだと思うわ」と伝え、石けんを片手に持った写真を投稿した。

男性はずいぶん前に別れた女性からの突然の“復讐”に戸惑い、「どうして僕をインターネットで悪く言うんだ。僕は見た目で判断したりなんかしないし、母親に石けんを送るなんてどうかしてる」と返信、さらにひどい言葉で女性を罵ったが、女性は男性の家族の元へ複数の石けんを既に送りつけたという。

こうしたやり取りや、自らの脂肪を石けんにするという行動は、中国だけでなく欧米でも注目を浴びることに。「醜さというのは太っていることとはまた別の話なんだな」「人間は中身だよ。そして中身から汚れを落とす石けんができたのだから、自分をそれで磨けば良かったんだ」「痩身手術という安易な手段で復讐をしようとするのは褒められないな」「個人的には理由は何であれ痩せたことは評価したいよ」と賛否両論の声が上がっているようだ。