お守り開けたら“嘲笑”の言葉、関係者の筆跡鑑定も犯人見つからず。

2016/01/12 18:49 Written by Narinari.com編集部

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この時期、神社や寺院に参拝したついでにお守りを購入する人は多いだろう。中国ではこのたび、お守りを購入した人が好奇心にかられて中身を確認したところ、人を嘲笑するような言葉が記された紙片が見つかり、物議を醸している。

この不運な出来事に遭遇したのは、河北省の常さんだ。昨年10月12日、常さんは山東省青島市の天后宮(寺)を参拝した際に、一体のお守りを購入。販売所の女性スタッフから「幸運がきっと訪れますよ。決して開封してはいけませんよ」などと言われ、以来、財布の中にしまい、大切に保管してきたそうだ。

しかし、時間が経つにつれ、徐々に常さんはお守りの“中身”に興味を抱くようになる。そして3週間ほど過ぎたある日、ついに常さんは我慢ができなくなり、お守りを開封。そのことが原因で大変嫌な思いをさせられるハメになった。

と言うのも、お守りの中には1枚の紙切れが入っていたのだが、印刷された箴言(しんげん)とともに、手書き文字で信じられない一言が記されていたからだ。それがお守りには場違いすぎる「はははは、バカしか信じないよ」という言葉。これには常さんも開いた口が塞がらず、次第に怒りも込み上げてきて、お守りを購入した天后宮にクレームを入れることにしたという。

天后宮はすぐに調査を開始すると約束してくれたそうだが、現在に至るまで、いつどこで誰がこのようなイタズラをしたのかは判明しておらず、常さんは悶々とした日々を送っている。天后宮側は常さんに賠償金を支払う意向を示しているそうだが、常さんは「これはお金の問題ではない。事実をはっきりさせてほしい!」と今後も徹底抗戦の構えだ。

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