一青窈が広末涼子の笑顔に見とれる、共演した映画のイベントで告白。

2016/01/07 00:13 Written by Narinari.com編集部

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女優の広末涼子(35歳)と歌手の一青窈(39歳)が1月6日、都内で行われた映画「はなちゃんのみそ汁」の全国公開直前イベントに登壇した。

この日、新年に相応しい華やかな衣装を纏って登場した2人。広末は「年始のお忙しい中、劇場に足を運んでくださって、本当にありがとうございます。今年1本目の映画になる方も多いのかもしれないですね。映画いかがでしたか?」と、客席に投げかけると、割れんばかりの拍手に「ありがとうございます!この映画に出会えて、千恵さんと出会えて、私自身も沢山のことを学び、成長させてもらったように思います。この映画が、みなさんの中で優しくあったかく思い出に残るものになってくれたら嬉しいです」と感謝を述べ、今年の抱負について「この映画を出発点として、昨年から撮影した作品が盛りだくさんなので、仕事を頑張りたいです!」と意気込んだ。

主題歌「満点星」を書下ろし、主人公・千恵の姉役として出演もする一青は「妊婦の時代に撮影期間を迎え、公開と共に出産という非常にめでたい幕開けとなりました!」と本作との縁の深さを語り、今回のオファーについて「24時間テレビで初めて、(本作のモデルとなっている)安武はなちゃんと信吾さんにお会いして、千恵さんが私の『ハナミズキ』が好きだったと伺い、今回の映画のお話を頂いて『ハナミズキ』ではない曲を作ることにすごくプレッシャーを感じたことを覚えています。広末さんのお姉さん役で出演するというのも、遠い顔をしているのに大丈夫かなという不安がありました(笑)」と本音を明かし、会場を沸かせた。広末との共演については「広末さんは笑顔の種類が沢山あって、いつも見とれていました」と語った。

本作が初の演技経験となる、はなちゃん役の赤松えみなについて聞かれると、広末は「感情を作り上げていくというよりも、1回目のお芝居が一番よくて、その新鮮さや自由さ、素直さを切り取れるように、滝藤さん含めみんなで現場作りをしていました。えみなちゃんがいつもにこにこ笑い、自由でいてくれたから、より本当の家族に見えたんじゃないかなと思います」と、一青は「一番最後のシーンの撮影中、広末さんがえみなちゃんをわが子のようにあやしながら撮影していて、本当の家族に見えて、みんなリアルな涙を流していたと思います」と語った。

広末は「最後のコンサートのシーンなど一番大事なところは、いつもはなは一青さんの近くにいなきゃいけなかったから、大変だったんじゃないかな。コンサートのシーンも一青さんが大号泣している横で、えみなちゃんがぼ〜っとしていて…(笑)」、一青も「その後ろで安武はなちゃんと信吾さんが大号泣していました(笑)」とのエピソードを明かし、会場を和ませた。

“素直な告白”という花言葉を持つドウダンツツジの名前からとったという主題歌「満点星」へ込めた思いについて尋ねられると、一青は「脚本が吹き出してしまうほど、本当に面白可笑しくて、これはいい映画になるなと確信しながら、詩を書いていました。とにかく“生まれてくれてありがとう”という千恵さんのはなちゃんへの想いを込めました」と明かし、劇中で歌を披露した広末は「この曲を最後のシーンでストーリーに乗せて、自分に入ってきたときに本当に胸がいっぱいになりました」と答えた。

そして2人は客席のほうへと移動。主題歌「満点星」を一青の生歌に合わせて、広末と観客による大合唱が行われ、劇中さながらの演出に映画の余韻と相まって涙を拭う人の姿が多く見られた。号泣する観客に一青は手を差し伸べ、さらなる感動を誘い、その歌声に会場は一体感で包まれることに。合唱後、一青は「ありがとう、一緒に歌ってくれて」と感無量な様子で感謝を述べ、広末は涙ぐみながら「やっぱりいい曲ですね。こうやって映画を観終わった方たちと共有できて、気持ちが溢れているのが感じられて、本当に嬉しいです」と喜びを口にした。

最後に広末は「人を幸せにしてくれる映画だと思っています。千恵さんを演じられて本当に幸せでした。命にありがとう、ママにありがとう、みんなにありがとうという気持ちが伝わるとうれしいです。沢山の方に観ていただきたいです!」とメッセージを贈り、イベントは終了した。

映画「はなちゃんのみそ汁」はテアトル新宿&福岡県内先行公開中、1月9日(土)より全国拡大公開。

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