クエンティン・タランティーノ監督(52歳)は、自分のやり方で映画を作る権利を手にしたと思っているという。
自身の次回作「ザ・ヘイトフル・エイト」がヒットして欲しいとは思ってはいるものの、タランティーノ監督は観客が3時間におよぶという同作を最後まで見ることに我慢ができるかどうかについては気にしていないそうだ。
「これがみんなにとって、度が過ぎるのであれば、観客がそれを受け入れなかったのであれば、ただそれはそれまでってことだと思うよ。僕のファイナンシャル面でのパートナーたちに対して無頓着になっているのではなくて、僕は自分が自分の方法でやる権利を得たって思っているんだ」
「作品が成功して欲しいと本当に思っているし、長い間人気のある作品になったら素晴らしいよ。この作品を本当に誇りに思っているんだ。観客とつながりを持てないような結果になってしまっても、僕は傷つかないよ。少し残念かもしれないけど、ボロボロになったりはしないね」
「ザ・ヘイトフル・エイト」は2つのバージョンで公開される予定で、拡大版のほうはオペラの「ラ・ボエーム」を見ているような感覚だと、タランティーノ監督はザ・ソルト・レイク・トリビューンに語っている。