35周年角松敏生がデビューアルバムをリミックス、世界初の試みも。

2015/12/29 00:01 Written by Narinari.com編集部

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1981年6月にシングル・アルバム同時リリースでデビューを飾り、2016年で35周年を迎える角松敏生。彼のデビューアルバム「SEA BREEZE」が35年の時を超え、リミックスアルバムとして発売されることが決定した。

「SEA BREEZE」は、作詞・作曲は角松自身が手掛けているが、デビューアルバムということで編曲やプロデュースには関わっておらず、演奏は数々の名スタジオプレイヤーを迎え制作されたアルバムだった。今でもライブの定番曲となっている「Still, I'm In Love With You 」や「Wave」などが収録されており、デビューの初々しい歌声が聴ける作品だが、本人的には当時の力量不足によるボーカルテイクが心残りだったという。そうしたこともあり、この周年イヤーのタイミングで企画されたのが今作だ。

「SEA BREEZE 2016」は、当時のアナログマルチをアーカイブし、豪華ミュージシャン、ドラム・村上“ポンタ”秀一、パーカッション・斉藤ノブ、ギター・鈴木茂、ベース・後藤次利などベテランを始め、パラシュート、佐藤準、ジェイク・コンセプション、EPO、浦田圭司などの当時の音源を生かしつつ、歌を再録音、角松の手でミックスが施される。そしてボーナストラックには当時の未発表音源を収録するなど、ファン必携の1枚だ。

初回生産限定盤は、マスター型レーザーターンテーブル(※集光された光が表面の信号起伏を読み取る機械)で当時のアナログLPを読み取り、リマスタリングしたCDとの2枚組として発売。マスター型レーザーターンテーブルを使用したCD発売は世界初の試みで、アナログ盤の再評価に繋がるかもしれない。

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